働き方

”価値”の本質

 

はい三好です。

 

 

今回はお仕事の話。

 

 

 

 

 

本来、人々は物を購入したり、サービスを受ける際にその得られる”物や体験(サービス)”に対して決められた料金を支払います。

 

 

 

おにぎり1個120円、という低価格な商品から

高級車1台、数千万円という高単価な商品もあれば、サービスも同様です。

 

 

 

そしてその商品やサービスには世の中一般的に”相場”という、

だいたい「これ位の価格が普通」というように大衆に認知されている価格が決まっています。

 

 

 

 

おにぎり1個であれば100円から300円程度が相場でしょう。

 

みなさんもそこまで悩まずに、レジまで持っていかれると思います。

 

 

 

 

 

ただ1個500円以上するおにぎりがあれば、それは一般的には「高い」と感じられることが多いと思います。

 

 

 

コンビニで並んでいたら、そう簡単には売れないと思います。

 

 

 

 

 

ただこれはあくまで世間一般的な見方であって、時と場合によっては、そのおにぎり1個500円が「めちゃくちゃ安い」と捉えられる状況が存在します。

 

 

 

 

例えば、自分の好きなアイドルや芸能人がその場で握ってくれるおにぎりは、ファンからすれば500円は安すぎると感じられると思います。

(汚い、とかそういうのは抜きにして)

 

 

ジャニーズの松本潤くんのファンからすれば、松潤がその場で握ったおにぎり1個は高単価でも食べたい!と思う人はいるはずです。

 

実際に松潤がそんなことはしませんが(笑)、

ライブ会場で

「たった一人のファンだけにその場でおにぎり握ります!」

「一番高く支払った方にその場で差し上げます」というオークション形式で販売すれば、

おそらく、そのおにぎりは1万円以上の価格にはなるでしょう。

 

 

 

 

 

おにぎりを例にしたのは少し分かりずらかったかもしれませんが、

欲しい人からすれば、世間一般の価格以上に支払ってでも手に入れたいと感じることと思います。

 

 

 

 

 

このおにぎりの話は業種の違う金融業界にも通ずるところがあると考えています。

 

 

今の証券会社や銀行は、会社によるカラーの違いというのは、利用する方から見ればほとんど違いがありません。

定期預金の金利が少し違うとか、ほとんどそれだけです。

 

いうなれば、コンビニのおにぎりです。

 

どこで買っても大差ない、という状況かと思います。

 

(ちなみに私はセブンイレブン派です。)

 

 

 

 

そして、この「おにぎり」という商品は

証券会社でいう株式や投資信託、債券のように商品自体の違いを変えることが難しいのが現状です。

 

トヨタの株はどこで買っても価格は変わらないし、なんならネットで買った方が手数料が安いです。

 

 

 

 

そして大手金融機関の現状は今最近に始まったわけではなく、ここ10年間ずっと同じような状況です。

 

そしてこの先も特に変わることはないのだと思います。

 

私が嫌いな”思考停止”状態です。

 

 

 

 

だから私は、私なりの”価値の高め方”に挑戦したかったので大手証券会社を辞めたのでした。

 

 

 

 

 

私は松潤ではありませんので、ただ握るだけでは、だれも「キャー!買いたい!」とは寄ってきません。笑

 

 

ただ私には私なりの価値の高め方があると信じています。

 

 

 

 

お客様との関係やつながりを大切に仕事をすることで、伝わる方には伝わると思っていますし、実際にそういう姿勢が今までのご縁を育んできました。

 

 

 

 

相手の話を聞いて、健康状態を把握して相手に合わせたおにぎりを作って、それをご自宅までお届けする。そして1000円で購入いただく。

私の付加価値の付け方は、そのようなイメージなんだと思います。

(伝わりにくいかな笑)

 

 

 

 

 

それは世間一般からすれば安くないのかもしれません。

ただそれを購入する方からすれば「納得できる値段」だからこそ関係が続くのだと思います。

 

 

 

自分はどのような価値をお届けできるか、

そこからビジネスは始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの価値はなんですか?

 

 

 

 

 

今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

<本日の動画>