ハイ、三好です
私は昨年、野村證券を退職しました。
以前にも多少お話ししましたが、退職する際にはいろいろなお声がけをいただきました。
当時は5年半勤めて28歳でしたが、ありがたいことに収入も同世代の平均以上いただいており、おそらくあのまま残っていていてもある程度の生活を続けることはできたんだろうな、と思います。
ただいろいろな思いがあって自分の理想とする働き方を求めて転職し、最終的に自分で会社を起業することとなりました。
そしてずっとやりたいと思っていたYoutubeで今は情報発信を行っています。
このブログもyoutubeで知ってご覧いただいている方もいらっしゃるかと思います。
なぜyoutubeをやりたかったかというと明確な理由がありまして、
私が野村証券で2年目の時だったかな、
毎日飛び込み営業、電話外交などを行い、新規のお客様を見つけるために必死に働いていました。
そんな時に、1つのニュースが目に止まりました。
それが新型iPhoneの発売にむけて、前日から多くのお客様がアップルショップの前に列をなして並んでいるニュースでした。
その時に単純に思ったのが、
「iPhoneも頑張ってるけど、俺も頑張ってる!!
でもなんでこんなに売れ方が違うんだ?」
ということでした笑
iPhoneは生活を便利にするという点では社会に大いに役立っている製品ですが、
じゃあ資産運用の必要性を伝える証券マンは社会の役に立っていないのか。
ううん、そんなことはない、むしろこの低金利の時代にお金の置き場所に困っている方は多くいるはず。
でもなんでこんなにお客様の求められ方?に違いが出るのか、と思いました。
証券会社に行列ができるときは証券会社が倒産したり、取り付け騒ぎが起こる時くらいしかありません。
資産運用を教えてほしい、とお客様側から駆け込んでくることなんて、まぁありません。
それは日本における金融機関の今までの暗い歴史など様々な理由がありますが、でも今の自分にはそんなこと関係ない。
おこがましい考え方かもしれませんが
お客様側から「ぜひ、三好さんに資産運用について教えてほしい」「私の担当者としてついてほしい」
そんな風に求められる金融マンになりたいと思ったのが、Youtubeで配信したいと思った根源的な想いです。
もちろん人間ですから合う合わないもありますし、お客様側から事前に動画で判断してもらう良い材料になるとも思っています。
まぁそんなこんなでYoutubeを発信してるわけです。
で、Youtubeを発信しているといろいろな声が聞こえてきます。
ありがたいことに「頑張ってるね」「応援してる」といった温かい声援をいただくことが多いんですが、その逆に「成功するわけない」「うざい」などの妬み嫉みもたまに飛んでくるわけです。
前職の会社の方も見てくださっているみたいで、徐々にではありますが、野村でも動画が出回っているみたいです。
ただ思うことは、こうやって好き勝手Youtubeなんかで発信している私のことを妬む気持ちも分かる、ということです。
証券会社はいろいろな制約や縛りもあって、社員たちは多少なりとも抑制されながら働いているのが今の現状だと思います。
そんなもともと同じ場所にいた人間が、やめたと思ったらのびのびと動画配信していたら、「ムカつく」という気持ちも出てくるかもしれません。
また証券会社の人間に限らず、同世代の若者なら似たような感情を抱くかもしれません。
その他にも、一度夢や目標をあきらめた方、やりたいと思いながら結局挑戦できなかった方、そんな方々からすれば挑戦者という存在は時として「ウザい」存在になって、まぶしくも感じられて、挑戦者本人は無自覚でも、実は誰かをジワジワと傷つけているのかもしれないと勝手に思ったりもします。
決しておごっているわけではありません。
だから挑戦者はそんな方々の想いも背負って成功する責任があると考えています。
くすぶってる暇はなくて、できることを全力で行って成功までの階段を駆け上がる義務があります。
もしかしたらそんな姿勢を見ていただくことで、「自分もやればできるかも」と感じてもらえたり、勇気づけることができるかもしれない。
それは他人だけでなく過去の自分への証明にもなるわけで、自分と似たような境遇の人、若手の証券マンにはなおさら元気づけられるのかなと考えたりしています。
成功することが挑戦者の責任であり、義務である。
すこし長くなりましたが、今日はこの辺で。