はい、証券パートナーズの三好です。
今週、株価が1年ぶりに下落し、
投資家たちは今まで貯めこんだ利益を大きく減らしました。
株価が大きく下がる時は私の出番で、
状況を説明&これからどうするのか見通しを共有、
お客様が少しでも不安が減ればいいなと思っています。
私は今まで約10年、証券業に携わり、
定期的に暴落を経験してきました。
新人の頃は株価の上下に、
めちゃくちゃ気持ちが揺れていました。
自分が提案して、購入いただいた株が下がる。
お客様の資産が減っていく。
これが自分の資産で、
自分の責任で減ったなら、まだ諦めがつきます。
自分以外の他人の資産を動かすというのは
それ相応のプレッシャーがかかります。
運用の世界にはファンドマネージャーやトレーダーなどいますが、
精神的な負担は私のようなIFAも大きいと感じます。
前者は会社のお金を運用する人
(お金の出し手は見えない)
私はお客様のお金運用する人
(会って話したことがある人の資金)
ここに違いがあります。
他人のお金だから、と割り切れる人もいますが、
そういう人は運用が下手な印象です。
人様のお金だからこそ大切にできる証券マンは
運用が上手です。
ただ、証券会社では会社と板挟みになります。
自分はその例でした(笑)
株価が下がって、-20%になることもあります。
責任感から体調がおかしくなることだってありました。
ただ今になってみれば、その当時下がった株も
買って持っておけば2倍以上になっていたり、
結果オーライであることは多いです。
本当に悪いものは売却しなければいけませんが
そうでなければ本質を見て、しっかり判断すれば
最終的におのずと結果は付いてきます。
下がった時こそ
一呼吸置きましょう。
新入社員のころ、株価が暴落し、
辛すぎて支店の周囲を散歩したことがあります。
株価が下がっても、
電車は何事もなく動いてるし、
お店は普通に営業してるし、
子供は楽しそうにはしゃいでるし、
大抵の人に暴落なんて関係ないんだろうな~。
株価が下がろうが、
それは世界にとって、ほんの些細な事。
3年経てば元通り。
こんな考え方は良くないかもしれませんが
それくらい余裕をもって投資に臨めると良いですね。
あなたが損しようが、儲かろうが、
それでも世界は回ってる。
今日はこの辺で。