自己研鑽

結論から話せ

 

はい、お世話になります。

証券パートナーズの三好です。

 

 

「結論から話せ」

これは私が野村證券での新人時代に上司から徹底されたことであり、
今でも役に立っている教えです。

 

 

意外と社会人でも「結論から話す」
ということができない人が多い印象です。

 

 

 

私が野村證券に入社し、
1番目の支店に配属された時、同期入社が私を含め4人いました。

男2:女2の4人配属でした。

特に同じ配属先の同期のT君(写真左)はお喋りなタイプで、
朝の会議で彼に話を振ると、
単純な質問でも10分くらい平気で話してしまうタイプでした。

 

例えば、
上司から「今日は何件訪問する予定?」と聞かれたら、

「○○件です」
これがベストアンサーです。
聞かれた質問に対しての回答ですね。

それに対して上司がさらに聞きたい場合は
「どこを訪問するの?」と聞いてきます。
だから、聞かれるまで待て、とのこと。

 

 

ただお喋りの人というのは、
「今日は何件訪問する予定?」に対して、

「いや~今日は朝から○○さんのご自宅に伺いまして、
投資信託のご案内をしようと思います。それから~~~」

というように質問に対する返答が回り道したり、脱線したりします。

いつも上司から「結論から話せ」と怒られるのを横で見ていました。

 

 

でも、こういう方、結構いらっしゃるんです。

もちろんお客様がそのようにお話しいただく分には、
私は全然問題ありませんし、
逆に色々聞くので気にせず話してほしいです。

 

 

ただビジネスマンがこの話し方をすると、
相手の時間をかなり取ってしまう事態になります。

本来は相手の話を聞くことが重要であるのに、
自分本位のお喋りが中心となってしまいます。

 

 

 

特に資産家の方を相手にした場合に重要です。

「時は金なり」とはよく言ったもので、
相手によっては時給が1万円以上に相当する方もいらっしゃいます。

 

とてもシンプルな考え方ですが、

例えば年収が3650万の方は、
1日の日給が10万円です。(÷365日)

1日8時間の労働と考えれば、時給は1万円以上になります。
稼ぐ人ほど、このようなことを意識します。

 

それ相応の選ばれるビジネスマンになるためには、
教養や知識だけでなく、
相手の立場に立って配慮できる人間である必要がありますね。

 

今後も日々精進。

 

 

 

 

 

あ、ストップ。あなたに質問、

「昨日の晩ごはんは何食べましたか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から話すこと、
意識しないと、意外と難しいでしょ?(笑)

 

ABOUT ME
三好 裕亮
FA/お金の専門家。元野村證券勤務。中立的な立場からお客様に最適な資産の組み合わせをお伝え致します。このホームページでは皆様のお役に立つ経済、資産運用、働き方に関する記事を記載しております。個別のご相談や質問に関してはお問合せ までお願い致します。