お世話になります。三好です。
コロナショックを受け、株式相場は絶賛大暴落中です。
NYダウも過去最大の下落幅を更新し、一日で-2997ドルも下げました。
私自身もこれには驚きましたし、多くの投資家が未だに損をしている状況です。
逆に損していない人がいればそれだけで素晴らしいといえると思います。
そんな状況ではありますが、少し冷静に、前向きなお話をしていこうと思います。
現状確認
前回の記事の更新になりますが、現状を見ていきます。
日経平均は年明け
約24,000円→16500円(約-32%)
NYダウは年明け
約29,000$→19000$(約-35%)
めちゃめちゃ下がっています。
あとは下落のスピードも過去最速。
AIを利用した高速取引の影響が出ているといわれています。
あとご認識いただきたいのは日本のREITの下げの大きさです。
REITとは「不動産投資信託」のことで詳細は省きますが、不動産の株バージョンくらいに思っておいてください。笑
これが直近の1か月で大きく下げており、年明けからすると半値近くまで下げております。
おそらく今年後半くらいからは、実際のマンションなどの不動産も安く売りが出てくる可能性が高いといえます。
株価は景気を織り込む
少しお話変わりますが、株価はなぜ下がるのでしょうか。
いろいろな理由はありますが、シンプルに仕組みを紐解くと、
「売り手」>「買い手」ということになります。
買いたい人よりも売りたい人の方が多いからです。
逆の場合も然りです。
じゃあ、なぜ売りたい人の方が多いのか、
これは皆さまも察しがつくと思いますが、
「業績が下がると思うから」
「将来の見通しが良くないから」
こんな理由です。
(※それ以外の理由もなくはないのですが本質から逸れるので省略)
ということは直近のコロナウイルスの影響で将来の見通しが暗いと考えている方が非常に多いということがわかると思います。
ただ実際のところはどうでしょうか。
もちろん景気が急回復するということはあり得ないと思います。
今年いっぱいは厳しいかもしれません。外出している人も少ないですし。
ただ今のような状況が2、3年、もしくはそれ以上長い間続くでしょうか?
少しイメージしずらいと思います。
長い目線で考えた場合、徐々にではありますが景気は回復傾向に向かっていくと私自身は考えております。
そのほか、日本は例外ですが、世界の人口は今後も増え続け、それに伴い消費も増え続けています。
現在約75億人の人口は増加し続け、GDPも過去ずっと伸び続けてきました。
(35億のネタも使えなくなっていきます。ん?)
世界の一人当たりGDP
立て続けにわかりずらいグラフを出しましたが、何が言いたいかと言うと、
「株価は下がっていますが、長い目で見れば、今までもこれからも世界の景気は伸び続ける」ということです。(どや)
それを踏まえて、今まで資産運用、株式投資を行っていなかった方に対して言えることとして、今回の大きな下落は投資を始める良い機会ではないかなー、と思っています。
もちろん小額からでいいと思います。
まずは始める、という段階で大きく違います。
資産運用を既に行って、損している方へ
今まで投資したことがない方に関しては、チャンスですよ~と。
では実際にすでに投資しており、含み損になっている方へ。
投資の神様・ウォーレンバフェット氏をご存じですよね。
バフェット氏の2008年末(リーマンショックの年)の保有銘柄を載せておきます。
赤線が引いてある銘柄は含み損になっているものです。
半分以上が損ですね。(COSTが買値、Marketが時価)
世界の資産家ベスト10に入っている、投資の神様だって損するんです。
これからどう動くか、未来に焦点を当てて、戦略を練っていきましょう。
ちなみに、今保有しているものをずっと持ち続けてください、ということではありません。
やはり多く買いすぎている方は損が出ても株の割合は縮小させるべきだと考えております。
株式の比率は高くても全体の6~7割以内に収めることを推奨します。
また定期的に更新してまいります。
では、この辺で。