雑記

情報格差の是正

ハイ三好です

 

 

私事ですが、

先月6月末から起業準備のため地元の奈良に帰っています。

 

 

奈良県の生駒市で起業を予定しており、金融商品仲介業の手続き等を財務局と行っている段階です。

 

 

 

 

 

また開業予定の見込みが立ちましたら、ぜひご報告させてください。

今のところ9~10月頃には開始できそうな見込みです。

 

 

 

 

大学卒業後、野村証券に就職して以来、奈良に戻ったのは7年ぶりになります。

 

 

 

 

 

今までは千葉の柏、大阪の梅田、神奈川の横浜を中心に活動してまいりました。

 

 

どちらかというと関東での暮らしの方が長かったです。

 

 

 

 

 

 

そして久々に奈良に帰って、感じたことがあります。

 

 

 

それが日中に放送されているテレビ番組の質の違いです。

 

 

 

 

 

 

どちらかというと関東で放送されているテレビ番組の方が上品で、

 

 

 

関西のテレビ番組は”下品”というと言い方悪いですが、

なんか、見ていてためにならない、というんでしょうか。

 

 

 

関西風に言うと”しょーもない”テレビ番組が多いんです。

(テレビ大好きな方、お気を悪くされたらすいません)

 

 

 

 

 

まず、テレビショッピングの番組がとても多いです。

 

そしてそこに出ている演者の明らかな

台詞を”言わされている感”

 

「わー、すごーい!!」

 

「それで気になるお値段は?」

 

「えーこれだけそろって、この安さ!?」

 

 

「しかも今回は同じ値段でこの商品もお付けします!!」

 

 

 

まぁそもそもテレビショッピング自体、

こういう一連の流れを楽しむものなのかもしれませんが、

関西の方が放送頻度が多いですし、出ている人たちも胡散臭いんですよね。

 

 

日中、どのチャンネルをつけてもテレビショッピング。

 

 

 

 

 

 

 

それだけならまだいいのですが、

それに加えて、井戸端会議形式の番組も多いです。

 

 

 

 

「評論家」と呼ばれる人たちが、各々の意見を好き勝手に言い合って

結局何も解決しないまま盛り上がって、終了。

 

 

普通にニュースを紹介してほしいんですけど、

何かにつけて討論タイムがあるんですね笑

 

 

 

 

しかも結局、討論の末、

何も生まれない笑

 

 

 

 

 

そんな番組で日中埋め尽くされているんです。

 

 

 

 

 

夜の時間帯はそんなことないのですが、

夕方までの日中タイムはそういう流れですので、

基本的には音楽代わりにテレビを流しているだけです。

 

 

 

 

 

 

少し文句っぽくなってしまいましたが、

こういった番組を見ている視聴者のうち、

どれくらいの人が真剣に見ているのかな?と思ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

昔に比べ、インターネットの進展とともに

個人の入手できる情報量は一段と拡大しました。

 

 

 

それは様々な業界に影響をもたらし、

今までお客様が知らなかったことも、

ご自身で情報を手に入れることができるようになりました。

 

 

 

 

それは当然、真っ当なことですが、

一部企業にとっては都合の悪いこと、でもありました。

 

 

 

 

消費者側のお客様と、サービス提供側の企業との

情報の差が縮小(是正)されたのです。

 

 

 

 

 

 

私の所属している証券業なんかは典型的な例で、

昔は企業・銘柄の情報などは証券会社に多くあり、

一個人投資家は情報料を込みで高い手数料を証券会社に払って

お付き合いしていたのです。

 

 

手数料を払う価値があったわけです。

 

 

 

 

 

 

ですが最近は、企業のこともインターネットで調べることもできます。

情報の差が埋まってきているんです。

 

 

 

 

またその他には

 

消費者側のお客様も目が肥えてきていて、

企業のコマーシャルをそのまま受け取ることは少なくなっています。

 

 

 

たとえば、女性の人気女優がテレビCMで

「このシャンプーで髪がさらさら!」と謡っていても、

 

それを見て

「私もこの人気女優のようにサラサラヘアーになるために、

このシャンプー買いに行かなきゃ!」

 

とはならないと思います。

 

 

みんなわかっているんです。

人気女優が398円の薬局で売っているシャンプーなんて使っていないこと。

 

 

 

嵐の松本潤さんがダイハツの軽自動車のコマーシャルに出てても、

軽自動車なんて乗っていないことを知っているんです。

 

本当は高級外国車のBMWに乗っていることを知っているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またそれだけではなく、最近では

私のように、個人的に自ら情報発信する人間も増えてきました。

 

 

 

 

企業側の立場を離れて、中立的な立場で自分の意見を発信する人が増えて

より中立的な情報に触れる機会も増えてきました。

(※決してそういった人々みんなが正しい情報発信しているとは限らないので注意)

 

 

 

 

 

 

そういった意味では、これからの世の中はより”信頼”が重要になってきます。

 

 

大手企業が「これが良いですよ~!」と宣伝しても、それがお客様にとって宣伝であることがバレています。

 

テレビショッピングで「本当にすごい~!」といっている出演者が、セリフを言わされていることは分かっています。

 

逆に「この商品全然役に立たないですね。誰がこんなの買うんですか?」くらい言う出演者のほうが好感度を得られるかもしれませんね。

(たぶん二度と番組には出られなくなると思いますが笑)

 

 

 

 

 

 

あの大手通信販売、Amazonの利用が大きく伸びた要因の一つとして、

購入者の正直な感想が聞ける、

☆レビュー機能が起因していると言われています。

 

はじめてネット購入を利用するお客様にとって、すでに購入した方の感想が聞けるこのレビュー機能が安心感つながったんでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

企業とお客様との情報格差が狭まり、

「この人は本当のことを言っている」という信頼や安心がこれからは大切になってきます。

 

 

”どこで買うか”、よりも”誰から買うか”という基準で選ばれる世界がやってきます。

 

 

 

決して今回の内容で、絶対に私から買ってください!という話をしたいわけではなく、

(もちろん私は自分の考えうる限り中立的なお話しを今後もしていきますし、

私を信頼して、相談してみようと思っていただけたなら、アドバイザーとしてこの上ない喜びです。)

 

そういった目線をもって情報に触れるようにしてください、ということです。

 

 

 

 

情報の格差が狭まったと同時に、情報量が格段に増えたことも事実です。

 

 

 

 

 

何を信じて、誰から買うか。

 

 

 

注意して見るようにしましょう。

 

 

 

それではこの辺で。

 

<本日の動画>

「60歳の貯金額の実態とは!?」

 

 

 

ABOUT ME
三好 裕亮
FA/お金の専門家。元野村證券勤務。中立的な立場からお客様に最適な資産の組み合わせをお伝え致します。このホームページでは皆様のお役に立つ経済、資産運用、働き方に関する記事を記載しております。個別のご相談や質問に関してはお問合せ までお願い致します。