証券パートナーズの三好です。
久しぶりの更新です。
2024年もあっという間に半年が過ぎ、7月に入りました。
時間が過ぎるのは早いもので、無意識に過ごしていると、すぐに年とってしまいます。
意識高い系の私としては避けたいことです。
最近の出来事で「東京都知事選挙」が話題になりました。
特に元広島の市長の石丸伸二さんが選挙で2位に食い込みながらも、
その後のメディア対応の悪さに注目が集まっています。
ここから書くことは私個人の意見ですので、
適当に流してください。
正直言うと、私は石丸さんの市長時代から、
「この人は仕事はできるかもしれないけど、
絶対に出世しないタイプだよな~」と思っていました。
あたかもメディアでは老害おじさんを撃退する
”正義のヒーロー”的な映り方をしていましたし、
「元銀行員」という肩書も、信用を高めるバックグラウンドになっていました。
ただ、同じ元金融マンの私から見れば、
「この人、あまり金融では活躍できなかっただろうな」
とすぐに感じました。
金融機関の世界というのは、
人事や肩書、縦社会が色濃く残る業界です。
そういった世界で上手く渡るには、
人付き合い、根回し、交渉術は少なからず必要になります。
これは悪い意味にも聞こえるかもしれませんが、
どの世界にもそのようなスキルは必要になります。
そして自分の成し遂げたいことを達成するためには、
そのような煩わしいこともクリアする必要があります。
でもそれって何かを成すには”普通のこと”だと私自身は思います。
当初、石丸市長は元々いた、おじさん議員たちに
恥を知れ!、税金の無駄!、退職しろ!
みたいなことを言い、世論を味方につけていました。
私自身はその映像を見て、
石丸さんに「アホやな」と思っていました。
何かを成し遂げるには協力者が必要不可欠です。
おじさんたちと正面からぶつかって何も得るものはありません。
最終的に、彼は大した実績を残さず、
市長を途中退職し、都知事選へ出馬しました。
結局、何がしたかったのか、よく分かりませんが、
もし自分が市長として仕事を全うするのであれば、
おじさんたちを懐柔する方向で進めていくと思います。
「○○さん、頼みますよ~;;」
「仕方ないなぁ、三好が言うなら賛成するよ」
くらいの関係を作らないと、自分より年上が多い組織は動かせないです。
そして金融機関も同じような組織体なので、
そこからの出身者であれば、それくらい分かると思うんですけどね。
私はそういった目線で見ていたので、
石丸氏を支持していなかったですし、
選挙後の残念な反応を見て、
あぁ~やっぱり、くらいでした。
メディアの印象や先入観には気を付けて過ごしていきたいものですね。
今日はこの辺で。